木と革。端材から生まれた新しい価値COSONCO QS(コソンコクス) - KIDZUKI
Category木と作る
2022.10.27

木と革。端材から生まれた新しい価値
COSONCO QS(コソンコクス)

アイヌ語で『遠く離れた土地とのコミュニケーション』を意味するブランド「コソンコクス」が10月21日にローンチしました。同ブランドは共に北海道・石狩川流域に拠点を持つ木製家具メーカー・〈カンディハウス〉と、馬具、皮革製品を製造販売する〈ソメルサドル〉のコラボレーションによるもの。両社の製造過程で生じる、木と革の端材を用いて、アートオブジェを制作。やわらかな温もりを感じさせるオブジェたちは、生き物としての木と革のストーリーに思いをはせるような存在感をたたえています。

北海道の雄大な自然を背景に、開拓の歴史を継承してものづくりを続ける旭川市の木製家具メーカー〈カンディハウス〉と、砂川市にある日本唯一の馬具メーカー〈ソメルサドル〉。両社は木目や節の具合により家具製造に適さない木材や、繊維の耐性が不十分で馬具の張り地には向かない皮革、素材どりの際に発生する余剰など、製造の過程でどうしても発生する、良質な端材の活用を模索していたといいます。

整然とビルが建ち並ぶ街の景観のようなイメージからデザインされ、実在する名建築のバランスを取り入れた[Town]シリーズ。コード状にカットされた革の表、裏、コバを巧みに活用し、木と革それぞれの素材感でファサードのディテールが表現されている。

そこへ、デザイナーとして〈JIN KURAMOTO STUDIO〉の倉本仁、アートディレクターとして〈desegno ltd.〉の 谷内晴彦が参加。端材とは思えない素材そのものの美しさに驚き、玩具でも置物でもない、「Functional Toy」を提案しました。そうして生まれたのは、北海道の動物や、建築物、彫刻のようなフォルムのスティックなど、端正な佇まいがあり、傍に置いて愛でたくなるようなアートオブジェ。上質な素材を活かした秀逸なデザインと、それを形にする卓越したクラフツマンシップが光ります。

そして10月21日より、オフィシャルサイトにて販売が開始。「コソンコクス」は端材の組み合わせによって生まれる製品のため、一つとして同じものはありません。革の色や木目の出方もさまざま。そうした表情の豊かさも自然素材の持つ良さの一つでしょう。

Rocking Horse
Stick – Type C
Racket & Ball
Animal Object – エゾフクロウ

余ったものに美しさを見出し、手を掛け、工夫することで、暮らしを潤すものに再生する。日本の生活文化の中で培われた、ものと自然を大切にする心がそっと伝わってくるプロダクトです。

INFORMATION

Brand COSONCO QS
Company CondeHouse
Company SOMES SADDLE
Designer Jin Kuramoto Studio
Art Director desegno ltd.

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