土井木工、里山材や街路樹などの地域の木を素材とした新作家具を発表。
《資源として使われていない里山材や、広島駅周辺の街路樹を活用したロビーベンチ
土井木工株式会社(本社:広島県府中市、代表取締役社長:土井啓嗣)は、広島県の地域材を素材としたロビーベンチを発表しました。「WOODコレクション(モクコレ)2024」にて展示いたします。※発売時期は2024年を予定しております。
【in a CYCLE】人と生きていく森を。
人の手が入らず、放置された森は太陽の光も差すことなく荒廃していく。
「使う」ことで森林はいのちを吹き返し、豊かさを維持することができる。
人工林に偏った木材の使用を天然林からも見直し、輸入に依存しない国産の樹々の育成・使用から、
わたしたちの暮らしをいま循環させていく。
“in a CYCLE”と名付けた木の循環利用の取り組みでは、資源として使われることの少ない未利用材(ヒノキ
大径木、里山材、街路樹など)を優先的に活用していきます。
オフィスや公共施設、商業施設向けにデザインされたベンチ。
異素材のスチールと組み合わせることで主張しすぎず空間に溶け込みつつも存在感のある家具となりました。
あえてフレームを異素材をすることで限られた地域の資源を有効活用できるデザインとしました。
【広島県庄原市産のナラ材】
近年、手つかずとなり放置された里山が増加しており放っておくとナラ枯れで山は荒廃していきます。
【広島駅周辺の街路樹】
広島駅の大規模リニューアルに伴い伐採対象となっていた広島駅周辺の街路樹は新たな形へ生まれ変わります。
【広島県庄原市産 ヒノキ大径木】
建築構造材の規格サイズを超える大径木は市場価値が低いと判断されチップとして燃やされることもあります。
【枝や葉っぱを染料とした布地】
昨年のモクコレでも好評だった枝や葉っぱをアップサイクルし染料としたソファ。今回は1P用を展示します。
展示会場
WOODコレクション(モクコレ)2024
東京ビッグサイト西1・2ホール(東京都江東区有明 3-11-1)
2024年1月11日(火) – 10時00分~17時30分
2024年1月12日(水) – 10時00分~16時30分
https://www.mokucolle.com/jp
土井木工について/今後の取組み
「人と素材にやさしい家具づくり」を理念とし広島県府中市という自然豊かな土地に1949年3月創業。
2018年より広島県産材を活用した商品開発を開始。素材は広島県の未利用材を中心に活用している。
現在、広島県内で伐採された里山材、街路樹などを製材し乾燥中です。
今後は関西地区の里山材を調達し製品ラインナップを増やしていく予定です。
また自治体様向けに森林環境譲与税の使用用途として地域材家具の導入方法、街の街路樹の活用方法などご提案が可能です。
会社概要
名称:土井木工株式会社
設立:1949年3月
代表取締役社長:土井啓嗣
事業内容:家具の製造・販売
〒726-0004
広島県府中市府川町57-1
WEB: https://www.doikagu.co.jp/
お問合せはこちら
土井木工株式会社
地域材活用推進室 土井崇義
TEL:0847-46-3211
e-mail:eigyo@doikagu.co.jp