大成株式会社、自社栽培した早生桐の廃材を活用したアロマを配合したフレグランスを展開
大成株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:加藤 憲博)は、株式会社YUKI LONDON(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:石川 祐規)との協業で新たなアロマフレグランスを開発しました。環境保全の活動の一環として植樹を行った「早生桐」の廃材から抽出したアロマを空間の香りに取り入れることで、唯一無二のオリジナルアロマフレグランスを開発。早生桐の成長途中で不要となる枝や葉から蒸留を行い、香りを抽出することで、サーキュラーエコノミーの取組の一環として取り組んでおります。現在は、当社のオフィスにて香りをお楽しみいただけます。今後は、当社が手掛ける空間デザインサービス「T-GARDEN」の空間演出に活用し、商品化など様々な活用方法を検討してまいります。
INDEX
◆オリジナルフレグランス「T-GARDEN with fragrance」の特徴
・早生桐は他の木に比べてさわやかな香りが特徴です。
・早生桐 約10kgから、約2mlの香り成分を抽出が可能で、香りが最も多く含まれる表皮を削り取り、蒸留設備で香りを抽出しています。
・心を癒す、安らぎの時間をお過ごしいただくために、英国認定アロマセラピストにより心理・身体作用を考えブレンドしております。
家具の材料として早生桐を活用し、余った廃材をオイルに変え再利用することでサーキュラーエコノミーの実現を目指してまいります。
◆大成株式会社が手掛ける空間デザインサービス「T-GARDEN」とは
当社が考案する最適なオフィス環境を提案から施工までをワンストップで対応するプロジェクト。再生紙と木材のみを使用した家具「furniTure」で構成し、家具軽量化による簡単な移動を可能にすることで、より自由な空間作りを実現し、オープンでリラックスできる空間づくりを目指します。今後は、家具の木材に早生桐を活用し、さらなる事業展開を進めてまいります。
今後も当社ではビル管理で培った観点からホテル、商業施設、オフィスビル等それぞれの建物にマッチングする空間をデザインに留まらず、フレグランス提案等を通して利用者の満足度向上に貢献してまいります。
◆「木を植える」ところから始めるサーキュラーエコノミー
当社ではCO2の吸収量が杉人工林の10倍もあり、また成長が早く約4~5年で成木し、さらに伐採後も再発芽するという成長期プロセスを4-6回程度繰り返す「早生桐」を三重県のいなべ市にて育てています。
早生桐が4~5年で成木した後は、伐採し燻煙熱処理にて加工し、紙などと組み合わせて家具「furniTure」を製作します。さらに家具廃棄後は木質チップに形を変えて、木質バイオマス発電の燃料素材や木材の育成肥料として活用することで、二酸化炭素の排出削減、廃棄物ゼロの実現を目指します。
当社のSDGsサイトでは、より詳しく「T-GARDEN」に関する活動を発信しています。ぜひ下記URLよりご覧ください。
・早生桐の植林から手掛けます!人と環境に配慮した“帰りたくなるオフィス”づくり
・「BORDERLESSからSEAMLESSへ」名古屋本社リニューアル
◆大成株式会社 概要
所在地 :名古屋市中区栄3-31-12
設立 :1959年
代表 :加藤 憲博
URL :https://www.taisei-bm.co.jp/
事業内容:ビルメンテナンス業、警備業、駐車場の管理、建築・土木工事全般に関する請負、労働者派遣事業、太陽光発電事業、建物・公共施設等の運営管理に関する請負ならびにコンサルティング
◆株式会社 YUKI LONDON with aroma 概要
所在地 :名古屋市中区千代田5丁目8-16
設立 :2017年
代表 :石川 祐規
事業内容:天然アロマ空間デザイン/プロデュース/香りブランディング、空間メンテナンス、香りコンサルティング、商品企画・製造(OEM)、アロマイベント/講習会、アロマヨガ講座、オンラインショップ運営、完全会員制aroma bar 運営