「京都・北山杉 PR BOOK」の制作・公表 - KIDZUKI

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2024.02.01

「京都・北山杉 PR BOOK」の制作・公表

北山杉・北山丸太の歴史や魅力、最新活用事例を掲載

ナイス株式会社(本社:横浜市鶴見区、社長:杉田 理之)及びグループ会社である菊池建設株式会社(本社: 神奈川県横浜市、社長:松本 敏)は、2022年8月に締結した「建築物等における北山杉の利用促進協定」(以下「本協定」)に基づく取り組みの一環として、以下の関係者と協力し、『京都・北山杉PR BOOK』を制作しましたのでお知らせします。

【発行】京都市

【制作】京都北山丸太生産協同組合、京北銘木生産協同組合、内田洋行株式会社、三井住友信託銀行株式会社、株式会社神谷製作所、ナイス株式会社、菊池建設株式会社

 

 本協定は、北山林業の持続的かつ健全な発展や、北山杉の利用促進に関する相互連携等を図ることを目的に締結されたものです。建築事業等において北山杉を積極的に活用することで、北山林業に係る技術や文化 の継承並びに地域振興の推進、「2050 年カーボンニュートラル」の実現等に貢献するとともに、合法に伐採された北山杉の利用により、北山林業における持続可能な森林経営の推進、森林の公益的機能の発揮、SDGsの達成等への貢献を目指します。

 当社及び菊池建設㈱はこれまで、本協定に基づき、住宅・非住宅分野における北山杉の積極的な活用の推進に取り組んでまいりました。今後も引き続き、当社グループが手掛ける建築物への活用だけでなく、工務店様や設計事務所様などの取引先様へご提案することを通じて、北山杉の更なる普及に努めてまいります。

■当社グループにおける北山杉の活用例

ナイス㈱本社ビル2階の接客スペースには、全長9メートルに及ぶ北山杉の磨き丸太(枝締め・本仕込み)を設置。根元に近い「元口」と、先端に近い「末口」の太さの差が少ないのも特長の一つ。
一般社団法人サステナブル経営推進機構のエントランスには、北山丸太をそれぞれ異なる大きさで挽き割った板材を用い、北山地方特有の育林方法である「台杉仕立て」 を表現。

◾️『京都・北山杉PR BOOK』の内容

 北山杉の歴史から独自の育林、加工技術のご紹介とともに、実際の使い手である建築家の皆様へのインタビューも収録しました。インタビューには数寄屋の名工、中村外二工務店 代表の中村公治氏のほか、世界的に活躍されるNAP建築設計事務所 代表の中村拓志氏、さらに“数寄屋のベンチャー”として京都を拠点に様々な建築やプロダクトデザインを手掛けられる吉原組の吉原雅人氏にご協力いただき、使い手から見た北山杉・北山丸太の独自性や唯一無二の魅力などについてお話しいただきました。さらに最新の現代建築における利用事例も多く掲載しています。

<目次>

・北山杉の歴史

・特別インタビュー

・数寄屋建築の世界

・新しい利活用の広がり

・「建築物等における北山杉の利活用促進協定」利活用者各社による取組

・その他の利活用事例

・北山杉視察ツアーレポート

・北山丸太製品

・北山杉・北山丸太製品等に関するお問合せ

◾️掲載先

以下のリンクよりご覧になれます。

・京都市

URL:https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000106000.html

・京都北山丸太生産協同組合

HP URL:https://www.kyotokitayamamaruta.com/

PR BOOKのURL:https://www.kyotokitayamamaruta.com/pdf/pr_book.pdf

・京北銘木生産協同組合

HP URL:http://keihoku-meikyou.jp

PR BOOKのURL:http://keihoku-meikyou.jp/pdf/pr_book.pdf

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