「廣吉」は大切な節目に寄り添う縁起物をテーマに、末広がりの「八」を想起させるかたちにしたプロダクトシリーズです。使い手の他者をもてなす心づかいを引き立てるプロダクトを目指しました。大阪のクリエイティブユニットgrafがデザインし、和歌山の職人の手で作られています。第一弾として、暮らしに身近なお盆やトレイ、まな板、お箸をラインナップいたしました。

大正11年の創業以来、植林事業が人々の暮らしを豊かにすると信じて山林を育んできた当社は、創業者・九代濱口吉右衞門が「植林事業は、国家百年の計にあり」と謳い、そこから100年にわたり山々を守り継いでいます。育ててきた山林は当時は日本の経済成長を支える木材生産の場として、そして今では環境保全の場として、時代に合わせてかたちを変えながら常に人々の暮らしとともにあります。一本の木を育てるのには少なくとも50年という途方もなく長い月日を要し、年ごとに一本ずつ重ねられる年輪には、一日一日、自然と対峙し山を大切に守ってきた杣人たちの想いも重ねられています。

私たちは樹齢百年となった大きな森から切り出された木々に敬意をはらい、その価値をきちんとお伝えできるプロダクトをつくりたいと考えています。創業当時から変わらない山への情熱とともに、常に未来の暮らしを想いながら私たちはこの美しい山林を育み、社会に貢献していきます。

発売日｜2024/11/20

購入方法｜東濱植林オンラインショップ（https://onlinestore.tohin-shokurin.com/）

「廣吉」について
「廣吉（ひろきち）」は樹齢百年のヒノキでつくるプロダクトシリーズです。東濱植林株式会社の創業の地「廣村」と、創業から代々引き継がれてきた「吉右衛門」の名から一文字ずつとり、「廣吉」と名付けました。
大阪を拠点に活動するクリエイティブユニットgrafがデザインし、和歌山の職人の手により丁寧に製作されています。長い歳月を生きてきた木々を末広がりの「八」を想起させるかたちにし、大切な節目に寄り添う縁起物として皆様の暮らしにお届けします。使い手の他者をもてなす心づかいを引き立てるプロダクトを目指しました。

商品ラインナップ

八辺盆

ヒノキの木目が美しいオイル仕上げのお盆です。持ち上げる、運ぶという所作に合わせて縁には手掛けを施し、底面にできる陰影が佇まいのよさを際立たせます。

大　size：330 / 330 / H30　price：¥24,000 (¥26,400 tax inc.)
中　size：280 / 280 / H30　price：¥22,000 (¥24,200 tax inc.)
小　size：230 / 230 / H25　price：¥20,000 (¥22,000 tax inc.)

八辺トレイ

表面に木目を浮立たせるうづくり加工を施した、シンプルながらも主役を盛り立てる一枚板無垢のトレイです。縁に施した手掛けがつくる陰影が佇まいの良さを際立たせています。表情の異なる節なし/節ありの2タイプをラインナップしています。

大　size：240 / 147 / H10　price：節なし¥13,000 (¥14,300 tax inc.)、節あり¥11,000 (¥12,100 tax inc.)
中　size：210 / 128 / H10　price：節なし¥12,000 (¥13,200 tax inc.)、節あり¥10,000 (¥11,000 tax inc.)
小　size：180 / 110 / H10　price：節なし¥11,000 (¥12,100 tax inc.)、節あり¥9,000 (¥9,900 tax inc.)

八辺まな板

やさしい刃当たりと、トントントンと心地よい音が料理をさらに楽しくしてくれる無垢のまな板です。
厚みのある八角形にすることで、立てて保管することができます。

大　size：330 / 330 / H30　price：¥12,000 (¥13,200 tax inc.)
中　size：280 / 280 / H30　price：¥11,000 (¥12,100 tax inc.)
小　size：230 / 230 / H25　price：¥9,500 (¥10,450 tax inc.)

八辺箸

箸頭は八角形に、箸先は四角く細くした、豆などの小さな食べ物もはさみやすいお箸です。
軽くて持ちやすく、箸の重さを感じずにお使いいただけます。　

箸頭赤/黒　size：8 / 8 / H225　price：¥1,500 (¥1,650 tax inc.)

東濱植林株式会社
東濱植林株式会社は和歌山県にて、大正11 年より100 年以上にわたり、主にスギ・ヒノキの植林をおこなってきました。所有する約1,000ha の森林の植林・管理事業を中心に事業を展開し、近年では木工品の販売事業も行なっています。2024年より、和歌山の地で育てた木々を人々の暮らし活かす取り組みとして、プロダクトブランド「廣吉（ひろきち）」をスタートさせました。